
焼鳥店や焼肉店、うなぎ店などを経営するにあたり、調理中に発生する「煙」や「臭い」は永遠の課題です。これらは近隣への迷惑となるだけでなく、ダクト火災のリスクや店内の空調効率の悪化など、経営の根幹に関わる問題に直結します。
本記事では、これらの問題を解決するために株式会社野田ハッピーが提案する、画期的な排煙フードと集塵システムについて、その技術と導入メリットを詳しく解説します。
1. 世界初!「油扇クラッシャー」搭載の焼鳥SKYフード

野田ハッピーが提供する「焼鳥SKYフード」は、従来のグリスフィルターの概念を変えた、世界初の「油扇(ゆせん)クラッシャー」を搭載した排煙フードです。
「油扇クラッシャー」の驚きの仕組み
通常、調理時に発生する油煙には様々な大きさの粒子が含まれています。しかし、この「油扇クラッシャー」は、肉を焼く際に出る油や煙を0.3ミクロン(空気中に含まれる粉塵と同等レベル)まで粉砕します。
実際に第三者機関による評価試験において、このクラッシャーを通過することで、1.0ミクロン以上の大きなオイルミスト粒子が粉砕され、下流側では大幅に低減されることが実証されています。

導入によって得られる3つのメリット
① ダクト火災のリスク低減と安全性の向上
油煙が細かく粉砕されることで、ダクト内への油脂の付着(油溜まり)が減少します。これにより、ダクト火災のリスクが激減するため、メーカーは「ダクト火災0宣言」を掲げています。また、万が一に備え、排煙温度感知警報発信器(70℃±1で作動)も標準装備されており、安全・安心です。
② 視界がクリアで接客がスムーズ
スリムに設置できる焼台専用フードであるため、調理人の視界を遮りません 。煙に邪魔されることなく、フード越しにお客様と会話を楽しみながらの調理や接客が可能です。

③ 排煙量の削減と空調効率アップ
従来の上引き型フード等と比較して、排煙量を約3分の1に抑えることができます。排煙量が減ることで、店内の冷暖房効率が大幅に向上し、近隣への臭いの拡散防止にも効果を発揮します。
※ 製品仕様(R1シリーズ 焼鳥SKYフード)
寸法: W1200mm × D420mm × H300mm
排煙量: 1000〜1200㎥/h
電源: AC 100V 50Hz/60Hz
2. 強力な煙対策:電気集塵機の併用
より高度な脱臭・除煙が必要な店舗や、煙の発生量が多い業態には、電気集塵機の設置も提案されています。
高い処理能力
性能評価試験によると、牛肉カルビや鶏皮の調理時において、95%〜97%という非常に高いばいじん除去率(集塵効率)が確認されています。

機種ラインナップ
店舗の規模や設置可能なスペースに合わせて、主に3つのモデルから最適な機種をお選びいただけます。
まず、「ND-1800A型」は処理能力1,800㎥/hのモデルで、外形寸法は幅800mm×奥行660mmと比較的コンパクトに設計されています。
より高い排気能力が必要な場合には、処理能力3,000㎥/hを誇るハイパワーなモデルが推奨されます。横幅1,320mmの「ND-3000A型」に加え、同等の処理能力を持ちながら横幅を640mmに抑え、奥行きを広げた「MD-3600型」もご用意しており、厨房のレイアウトに応じて柔軟な選定が可能です。
なお、いずれの機種も電源は単相AC100Vに対応しており、導入しやすい仕様となっています 。
※注意点:電気集塵機は定期的なメンテナンスが必須です。メンテナンスを怠ると故障の原因となるため、発生する煙や臭いの濃度が高い店舗では、処理能力に余裕を持った機種選定が推奨されています。
3. 実際に導入された店舗の声
実際にこれらのシステムを導入されたお客様からは、経営への好影響を示す声が寄せられています。
- 「開業が可能になった」
商業エリアで煙が出る店舗はテナント入居を断られることがありましたが、フードと集塵機の導入により開業が可能になり、近隣からの煙へのクレームもなくなりました。 - 「接客に集中できる」
定期洗浄を依頼することで、ダクトの油漏れや煙を吸うなどのトラブルの心配がなくなり、安心して接客に集中できるようになりました。
株式会社野田ハッピーでは、お店の状況に合わせて「SKYフード」や「電気集塵機」の組み合わせパターンと設置方法を提案しています。煙、臭いによる近隣対策やダクト火災の予防をご検討の飲食店様は、ぜひ一度お問い合わせください。
<お問い合わせ先>
株式会社野田ハッピー
本社: 東京都目黒区下目黒2-14-13 HAPPY BLDG.
TEL: 03-6633-6666(代)
URL: https://www.nodahappy.jp
