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焼肉店オーナー必見!ダクト火災ゼロにする7つの習慣

焼肉店の経営において、ダクト火災は店舗の存続に関わる重大なリスクです。統計によると、飲食店で発生する火災の多くが排気ダクト内に蓄積した油脂への引火に起因しています。一度火災が発生すれば、建物の被害だけでなく、長期休業や信頼の喪失といった深刻な事態を招きかねません。

しかし、これらの火災は日々の適切な管理と定期的なメンテナンスによって、発生のリスクを限りなく低減することが可能です。25年以上の実績を持つプロの視点から、店舗の安全を守るために欠かせない「7つの習慣」を解説します。

ダクト火災を防ぐための7つの習慣

1. 毎日のフィルター清掃を徹底する
レンジフードの油脂フィルターは、営業中に飛散した油をキャッチする第一の防波堤です。油の付着が少ないと感じる日であっても、毎営業終了後に必ず取り外し、専用の洗剤で洗浄することを習慣化してください。日々のわずかな油脂の蓄積が、大きな火災の火種となります。

2. 週に一度のフード内部点検と清掃
フィルターの奥にあるフード内部は、目につきにくいものの油脂が溜まりやすい箇所です。週に一度は内部の汚れ具合を確認し、付着が見られる場合は拭き取り清掃を行いましょう。この定期的なチェックが、ダクトの深部まで油が浸入するのを防ぎます。

3. 定期的なダクト内部の確認
目視できる範囲で構いませんので、月に一度はダクトの入り口付近や排気口の状態を確認してください。懐中電灯などで照らし、内部に油が滴るような状況や、固着した汚れがないかをチェックします。異常を早期に発見することが、大規模な事故の防止につながります。

4. 専門業者による定期的な徹底洗浄
日常の清掃では、ダクトの曲がり角や排気ファンの細部に溜まった油脂まで取り除くことは困難です。数ヶ月に一度は専門技術を持つ業者に依頼し、専用の機材を用いた徹底的な洗浄を行ってください。プロによる清掃は、火災予防だけでなく排気効率の維持にも寄与します。

5. 調理機器の適切な取り扱いと維持管理
無煙ロースターなどの調理機器は、メーカーの推奨するメンテナンス手順を守って使用してください。また、過度な強火での調理や、油煙が大量に発生する状況を放置しないよう注意が必要です。機器そのものの劣化が火災の原因になることもあるため、定期的な点検が欠かせません。

6. スタッフへの安全教育とマニュアル化
火災予防は店主一人で行うものではなく、全スタッフの共通認識が必要です。清掃手順をマニュアル化し、チェックリストを活用することで作業の漏れを防ぎます。万が一、火が上がった際の初期消火の手順や連絡体制についても、定期的なトレーニングを実施してください。

7. 防災設備と保険の定期点検
ダクト内の異常な温度上昇を検知するセンサーや、自動消火装置が正常に作動するかを定期的に点検してください。また、万が一に備え、加入している火災保険の補償範囲が適切であるか、内容を定期的に見直しておくことも経営上の重要なリスク管理です。

安全な店舗経営のために

ダクト火災の予防は、地道な日常の積み重ねによって成り立ちます。「これくらいなら大丈夫」という油断を排除し、清掃と点検をルーティンに組み込むことが、お客様と従業員、そして店舗の財産を守る唯一の道です。

適切な安全対策を講じていることは、店舗の信頼性を高めることにもつながります。今日からできる一歩として、まずは今日の営業終了後のフィルター清掃から始めてみてはいかがでしょうか。

清掃手順の作成や、現在のダクトの汚れ具合に関する診断が必要な場合は、いつでも専門家にご相談ください。

ダクト火災の予防には、日々の清掃とプロによる定期的なメンテナンスの両立が欠かせません。「自店のダクトの状態が心配」「効果的な清掃方法を知りたい」とお考えのオーナー様は、ぜひ株式会社野田ハッピーへご相談ください。専門知識を持つスタッフが、安全な店舗経営を全力でサポートいたします。
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