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排気ダクトの油脂蓄積が引き起こす火災リスクとその対策

飲食店を経営されている皆様、厨房で働く皆様にとって「排気ダクトの油汚れ」は見逃せないリスクのひとつです。日々の調理で発生する油煙は、知らず知らずのうちにダクト内に蓄積されていきます。これは衛生面の問題だけでなく、重大な火災リスクにも直結することをご存知でしょうか。

特に排気ダクト内部に溜まった油脂は、調理時の高温によって自然発火しやすい状態になります。一度火が入ると、ダクト内部や天井裏など目に見えない部分で延焼が進み、初期消火が困難になります。こうした火災は、営業停止や設備損傷など店舗運営に大きな影響を与えかねません。

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油脂蓄積のサインとは?

排気ダクトの油汚れは、日常のちょっとしたサインで気づけることがあります。たとえば以下のような症状が見られる場合は、油脂が蓄積している可能性があります。

  • 換気の効きが悪くなってきた
  • フードの周辺や壁に油がにじんでいる
  • ファン作動時に異音がする
  • 天井や壁の一部が変色している

これらはいずれも、ダクト内部に汚れが溜まり始めている兆候です。

火災を防ぐための基本対策

こうしたリスクに対して最も効果的なのが「定期的な清掃」と「日常的なメンテナンス」です。

  • フィルターの定期洗浄:週1回を目安に、使用状況に応じて頻度を調整
  • フード内部の清掃:月1回程度の油汚れ拭き取り
  • 排気ファンの点検:定期的に作動確認
  • 清掃記録の保存:保険申請や安全管理上の証拠として有効

また、設備面ではグリスフィルターや油煙除去装置の導入もおすすめです。初期投資は必要ですが、清掃の負担軽減や長期的な安全性向上につながります。

清掃は専門業者に依頼を

排気ダクトの内部は構造が複雑で、一般の清掃では取り切れない部分も多く存在します。そのため、一定期間ごとに専門業者によるクリーニングを実施することが重要です。清掃頻度は店舗の業態や使用状況によって異なりますが、定期的に見直すことをおすすめします。

万一の備えも忘れずに

予防とあわせて、万が一に備えた対策も不可欠です。K型消火器の設置や、スタッフへの消火訓練の実施、さらに火災時の初動体制の整備も重要です。火災保険の適用条件には、定期清掃の実施が含まれる場合もあるため、清掃履歴の管理も怠らないようにしましょう。


目に見えない油の蓄積は、確実に火災のリスクを高めます。
大切な店舗とスタッフ、そしてお客様の安全を守るために、今一度「排気ダクトの清掃と点検」の重要性を見直してみてはいかがでしょうか。

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